
成績の上がる子は大体見ればわかります。
1 純粋に頭が良い。
中学生くらいでも、高校の内容は元より、大学入試レベルでも理解できる子はいます。少ないですが。本来ガチガチの塾や予備校でトップクラスであるべき子が当塾でゆとりある学習環境で成長していくのを見るのはうれしいものです。中2で英検1級は最終合格しましたし、数学も今学習しているのは数Ⅱですし、やっている内容は本当にえげつないですが。
勉強がそこまで好きそうには見えませんが、素直に何でも吸収しようとする才能があります。確かに学校の成績なんかでこじんまりに測らず、自由にのびのびと学問に取り組むという判断は正しいです。その英断をされたお母さんに拍手です!
2 勉強が好き
勉強が好きにも2種類ありまして、1つは学校の成績やテストの成績にこだわるタイプ。もう一つは純粋にその科目が好きなタイプ。タイプは違いますが、どちらも成績は上がります。成績の伸ばし方は異なりますが。
どちらのタイプも将来が楽しみです。人によっては、「将来役に立たない勉強の成績にこだわっても仕方ない」という向きもありますが、私はそんなことは決してないと思っています。まず、目標や計画を立てて努力することができることは素晴らしいことです。何かに集中できることも素晴らしいことです。その何かがたまたま学校の勉強であるだけの話です。ケチのつけようがありません。
3 危機感を持つことができる
今日特に言いたいことはこれです。こちらは勉強が嫌いです。でもそれでは高校も行けないし、将来も不安だし、これは「他人のせいではなく自分のせいだ」と危機感をもつことができる子は素晴らしいです。逆に自分の成績が悪いのを、自分でなく、他人(親、学校、塾等)に求めるのは、全然ダメですね。どこに行っても。
先日、「学校の勉強はなんとなく要領でなんとかなる。でももともと勉強が好きでないからすぐ忘れてしまう。このままではダメだと思う。」と言ってきた子がいました。夏期講習で彼の勉強を見ていますが、これまでの学習態度がうそのようです。成績は遅かれ早かれ上がるでしょう。
勉強だけに限らず、物事を変えるには、心がけ一つであると思いますし、逆に今の勉強なんかは心がけ一つでなんとかなります。
「心がけ一つで成績あがるかよ!」なーんて思った君! 君の成績が上がらないのは「まだまだ自分に甘く、他力本願」だからですよ!
勉強もそう、スポーツもそう、他人のせいにしているうちは、まだまだ三流です。しかもかっこ悪い。
心を鍛えましょう。
自分でできないと思ったら、高志学舎でアシストします。ただし、保護者の承認を得た上で。心の筋トレ。他力本願の甘ちゃんには辛いけど、今後の人生には一番役に立つのではないかと思います。