板橋区の学習塾

夏休みも終わりが近づき、夏休みの宿題をまとめて頑張る姿がちらほら見えるようになりました。夏の終わりをこのような形で感じる今日この頃です。

さて、今日は税金の作文で悩んでいた子がいました。

私の授業はしばしば脱線することがありますが、脱線する際には、その授業より、その子の人生に役立つかどうかを考えて、有益だと判断すれば脱線します。

税金については、教科書で色々調べてきています。でも、その本質は全くわかりません。まぁ、小中学校では教えられませんよね。政治がからみますので。

当塾では、教授の自由と言論の自由が完璧に認められているので、政治だろうが、宗教だろうが、子供が疑問に思い、質問を受ければ、公平な立場でその本質を話します。

今回その子にお話ししたのは、

・税金の本質は「共助」ですが、現在それが守られていないものはなんですか?

・税金に「公平性」と「透明性」が担保されていないことはなんですか?

・なぜ、都知事は、修学旅行はダメで、パラ観戦はOKだと言うのですか?

もちろん、そんなことを考えてみたことはないので、これでは回答はできないのですが、具体的に生活に落とし込んで聞いてみると、色々な考え方をしてきます。

私は、何が正解で何が不正解かはあまり言いませんので、自由な発想で自分の考えを披露してくれます。

結局、税の作文は、一旦全部消して、自分の考えを書き始めました。

その考え自体は拙くていいと思います。間違っていても、的外れでも今はいいでしょう。

ただ、「正しい」と大人がいうものに疑問や問題意識を持ち、自分で考えることには価値があります。

夏休み明け、どんな作文になっているか、楽しみです。

 

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