
子供もこういうネタが好きなんですね。ただのゴシップや美談にまとめないのが良いのでしょうか?今日の質問者は中3生でした。
「テレビ見たけど、悪い人にはみえなかったよー。」家や学校ではどのように答えるのかはわかりませんが、私も学年によってニュアンスは若干変えますが、概ねこんな感じで答えます。
「昨日の会見の話だけど、あの会見はどういう意図でやったと思う?」「結婚したことを発表するためでしょ」「ぶー!!」
「物事は何か目的や意図があって行われるものです。今回の記者会見は、それぞれの人に思惑があります。まず、登場人物を考えましょう。」「一人目は小室さん。もう一人は真子さん。それ以外の人はわかるかなー?」
「真子さんのお父さん?」「当たり!正確には、秋篠宮様の意向を忖度した宮内庁の人々。あとは総理の意向を受けた官邸の秘書官たちかなー。ちなみにこの前の会見は相当前から用意周到に準備した映画だと思ってねー。」
「てことは、何かを隠したいからうそついてるってこと?」「うそについてはわからないけど、質問ができないようにしてそれがわからないようにしたね。隠すというよりは隠したことを他に置き換えることで、うまく論点をすり替えてるよね。こういうのを「大衆操作」といいます。官邸や皇室のお家芸ですよ。
「例えば、真子さんが、小室さんをかばっているように見えるなら、その意図は?」
「小室さんの問題を真子さんが背負うってこと?」
「半分正解。正確には、小室さんの問題を皇室の問題に転嫁することで、文句を言わせないこと、真子さんかわいそーと思わせて問題をうやむやにすること。映画と一緒で、脚本があって、演技指導の監督がいて、何回もリハーサルしてますよ。」
「大衆操作」は官邸や皇室、大企業等に限られますが、「印象操作」くらいは色々な場面で使われます。テレビ、新聞、ラジオ、ネット全て使われています。
冷静に考えるためには、「その事象に潜む意図を考えること」
だから、「ただより高いものはない」のだよ!
教科書にはでない勉強ってこういうことなのかな?と思います。