
先週の公民の話では、少し後日談がありましたので、追記します。
ちょうど、18歳以下の一律10万円の話が出てきたので、一応予想として、「現金5万円、残りはクーポン」という結論を話していました。昨日ちょうど予想が当たっていたので、その生徒になんでわかったの?先生は預言者か?(笑)と崇められたところです。
とはいえ、私は預言者ではありませんし、種も仕掛けもありません。
ただ、できる人とできない人はいると思います。
子供たちは、学校で色々なことを学びます。知識もその一つですね。小中高校では、学問の自由が認められていないので、当然一律に同じ知識を教えなければなりません。
だからこそ、習った知識に対して、自分でもう一度調べて考えて、教養にする必要があります。
例えば、先週は社会保障制度と選挙制度の知識を学校で習ったのならば、少なくとも社会保障制度と選挙制度の問題点については考えなければなりません。(答えはありません)
しかし、この考える行為によって、知識が血肉となり、教養になっていくのです。
もし可能でしたら、ぜひ「一律10万円配分する予定だったのが、5万円+クーポン券になったのか」ご家庭で色々話し合うことをお勧め致します。
何度も言いますが、答えなんてないですよ。夜の永田町で決まったことですから。
でも自分で論理を立てながら、
「〇〇〇なので、〇〇〇になる。だから、〇〇〇になる。」
と自分で仮説を立てて筋道を立てて検証し結論を出すことはとても大事なことですし、年齢もそれほど関係ありません。(小学生でも私が感心するような考えを出す子もいます。)
私は今回、自民公明の力関係、派閥の論理、財務省との折衝に国民受けを勘案して、一応の答えを出しましたが、だからと言ってこれが正解でもなんでもありません。
そのプロセスが大事なのです。